私が山登りを始めたときは、マイナーな趣味としてあまり人気がなく、女性で登山する人は非常に少なく、また、泥臭く、汗臭く、野暮ったいイメージがありました。
多くの人が山を始めるときは、どこかの山岳会、山の同好会、登山部に所属していたように思います。必然的に集団での行動に慣れ、若い者はしごかれもしました。そんな中で、山の装備選びから使い方、山用語などを教えてもらいながら育った経験があります。

今はどうでしょう?

登山を始めるための、グッズはすぐに手に入り、GPS片手にとりあえず山に入れる環境が整い素晴らしい時代になったものだと感じています。見た目にはベテラン化初心者か見分けがつかないようにもなりました。結果として、実力を越えた山域に入り込んでの遭難事故も増えてきているように感じています。

そんな中で、山用語の使い方を間違っている人が非常に多くなったという印象も持っています。たかが山用語ですが、間違った使い方で間違ったとらえ方をすると遭難に至る一因にもなります。

世の中、山用語辞典はいっぱい出ていますが、複雑な用語を覚える必要は無く、常識程度のを知っている方が実践的だと感じています。登山初級者向けに実際にどういったときに使うのかを例を挙げて、気が向くままに追記していきますのでよろしくお願いします。

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。