ある記事で登山中に遭難した場合に見つかりやすい色として紹介されていました。登山者としては万一の時に少しでも見つかりやすいことも重要なファクターだと思います。
もっとも見つかりやすい色は青であり、自然界にない色は青だから、青色が最も視認されやすい色であると結論付けていました。
・緑は、春先に青い葉っぱが茂っているので見つかりにくい色。
・赤や黄色オレンジは紅葉に同化してこれもわかり難い。
その記事を読んで、私にはどうも違和感しかありませんでした。記事には、色の違いだけしか言及していなかったのですが、私的には、色よりも、彩度の違いの方が最も重要であると考えていたからです。自然界にない彩度。それが最も目立つ方法であると思うのです。夜自転車でキラキラするものは、彩度が極端に違うから目立つのです。
彩度の違い。所謂ショッキングピンク、ショッキングブルー、ショッキングイエローみたいな!ことですね。
例えば、日中の太陽下では色は判別できたとしても、夕方周りが薄暗くなるとコントラストが下がっていきます。夜になるにつれ、すべての色がモノトーンになっていきます。だから、目立つのは色だけではないと考える理由です。
問題解決には彩度の違いを考慮しないといけないと思うのです。自然界にない色は青だから見つかりやすいという理論はある意味あっていますが、事の本質は違います。 仮に彩度が同じだったら周りに溶け込んで目立たないという事が私の結論です。