登山道の分かれ道などに掲げられている道案内標識の事です。
看板?、標識?。
看板は、文字通り広告のためのものでアピールが目的ですよね。
山で出合う看板とは、例えば案内標識、トイレはこちら、案内所、山の診療所はここ、等ですね。
では、道案内標識は厳密にいうと道標(どうひょう・みちしるべ)です。
けっこう、看板と言っている人が多いようですが、山用語も微妙に変わっていっていますね。間違って認識され、山用語になっていくのが寂しい気もします。
山の頂にあるのは、山頂標識。
山頂にやっとの思いで登っていくと一杯山の名前を書いた標識がありますが、いかがなものでしょうか。自分たちの名前や山の会を書いたものもあります。
僕たちが立てたと言いたいのでしょうか。一種の落書きになってしまいますよね。
山の愛好家は山の所有者の土地に勝手に、歩かせていただいているという気持ちをどこかに持ってもらいたいものですね。
山によっては、標識が一杯くっついているところもあります。下の写真は、朽ち果てたものも含めて10個くらいくっついていました。
下の道標は最低です。山の持ち主が苦労をして枝打ちした杉林(商品)にくぎで打ち付けて、なおかつ設置者は悦に入って名前までぶら下げてあります。憤りを感じるのは僕だけなのでしょうか。