優先マナー
細い登山道を歩いていると、登ってくる人と下る人が行き交う場合があります。そんな時、木の強い人や、グループ登山で多勢に無勢で押しのけていくのをよく見かけます。
登山においては昔からマナーとして ”登る人優先”。
降る私たちは、喘ぎあえぎ登ってこられる方に気を遣わせることなくそっと横によけて待ってあげましょう。”ごゆっくり”とでも声がけするとお互いが気持ちの良いものです。
ごみを残さないマナー
やっと頂上というところに食事の食べ残りやビニール袋など明らかに捨てたものを見かけることがあります。30年ほど前はひどいものでしたが、今は皆さんの意識が浸透してきてほとんど見かけなくなりましたが、山に持って行ったものは残さず回収を心掛けましょう。
花や木をを摘まないマナー
山には美しいお花畑がいっぱいあります。登って花が可憐に咲き誇る場所に着くと自然に心が和みます。そういう中で時々見るのはお花畑を縦横無尽に歩き回って、カメラをのぞいている人。”花は採らずに撮りましょう” よく聞くフレーズですが撮るときには入らないようにしましょう。こう書くしか持ってきておらず接近したい気持ちはよくわかりますが、そんな時にはあきらめる勇気。次回は望遠レンズを持ってくるとかして次回の楽しみにしておきましょう。
また、草木や山菜なども採らないでおきましょう。
石を落とさない心使い
ガレ場などでコロコロ石を落として登る方がいます。これは、登山技術でもありますが、浮石や転がりそうな石は落とさないように気を付けましょう。
人を不快にさせない心遣い
多様化の時代なのか山の中で騒いだりパフォーマンスをする人が時々見られます。
本人たちは楽しんでやっておられるのは、よ~くわかります。
しかし他の登山者は静かに自然を楽しみたい人もおられますので、そこは常識の範囲内でお願いしたいものです。
うんちゃん に関するマナー
人間の生理現象、”出物 腫物 所かまわず” 模様すものです。
キジウチ、コキジ、お花摘み
先人の知恵、日本人の奥ゆかしさ、こうまで出る物を何かにたとえる気持ち。
それでも、出る物は出る。ここの所お持ち帰りする人もいるようですね。
私の考えですが、自然界にごまんといる動物たち。あっちこっちにぽろぽろと落としていますが、人間だけが持ち帰る必要はどこにあるのでしょうか。自然破壊という方もいますが、自然現象はそこらでどうぞ・・・と考えています。ただし、登山道わきはいけません。ちょっとごそごそ入って用を達した後は、物とティッシュは埋めておきましょう>