コンパスを紛失したときや簡易的に方角を知りたい時に方角を知る方法があります。

そのための条件は?
短針長針の付いた腕時計を持っている事。
太陽が出ている事。

太陽は24時間で一周します。
そして時計の短針は12時間で1周します。
ということは、時計は太陽の2倍速で360度動くことになります。
これが、原理です。

実際にどうするのかご説明します。
例えば、16:00とします。
短針は4時の所にありますね。
①太陽の方角を短針4時と12時の1/2の位置に合わせます。
②その時の12時の方角が南です。
太陽さえあればわかる方法ですので、仮に朝の6時ですと6時と12時の間、9時の方角に太陽を合わせると12時方向が南となります。
一度覚えてしまえば、忘れません。


 太陽の方向と時間さえわかれば腕時計がわからなくても、概ねの南の方角は判断が出来ますので、応用が効きます。
道迷いの事前察知に方角は必須条件です。

 この方法は昔から確立された原理ですが、他で紹介されている方法とは少し違います。
一般的に紹介されているのは、短針に太陽を合わせて、12時と短針の間が南というものですが、私は今回紹介したやり方で判断しています。12時方向が南という単純化したほうがわかりやすいと思っています。
 是非、お試しください。

投稿者

yamatano

1958年(昭和33年)生まれ 近畿の山々2,000m以下の低山のあらゆる尾根や谷からアプローチする山登りをしています。六甲山は250回以上、金剛山は400回以上、大峰、台高、鈴鹿の山々を主体に、登るブッシュハイカーです。