右岸(うがん)、左岸(さがん)
登山ガイドを見ていると、沢の右岸(左岸)沿いに登るとか書いてありますよね。
さて、右岸? ハテナ?と思ったことないですか。
意外に言われてみればどっち側なのか勘違いを起こしやすいですし、お互いが話をしていても意思疎通がうまくいかない事があります。
例えば、山慣れた人が・・・あの沢の右岸沿いを登るとガレているので、左岸に沿って登った方がいいよね。と言ったとします。受ける側がそのことを知らない場合、反対側に取ってしまう可能性もあります。とは言え、右岸左岸って知ってる?なんて聞けないしね。
答えは、川の上流部から下流を見て右か左かという事ですので、下流に向かって右に見える方の川岸を右岸で、左に見える方の川岸を左岸という事になります。
同行するお友達でも意外に間違っている人が多いです。
どうしても、自分を基準にして右左と言ってしまいますが、相手に対して下って右側とか理解してもらうにも表現がややこしくなりますので、覚えておくといいと思います。
豆知識として!